標準のロータリー型ゲイン・スイッチから、手で回した際に滑らかで快適な動きをする連続可変のポテンショメータに置き換えられており、ボーカル・パフォーマンスを乗せるのに最適なポット・ゲイン・レンジが設定されています。ポットの動作は、擦れ音やその他のガリ・ノイズを発生させることなく、最適なゲインの上で突然のワイルドなジャンプなしにスムーズに可変します。
タレントの静寂を伴うパフォーマンスの収録に対応するため、「+15dBゲイン・ブースト・スイッチ」が合計の最大ゲインを+75dB確保します。これにより、非常に低いノイズと優れた明瞭度で、最も弱い、呼吸やため息の音を捉えることができます。
標準搭載の「35Hzハイパス・フィルター」は、声の帯域に達することなく低周波数の部屋のトーンを抑制するのに役立ちます。このハイパス・フィルターとJR2/2の低いセルフ・ノイズ、そして卓越した電磁対策の組み合わせにより、構造/通信ベースで侵入するノイズは軽減されます。
信号経路に追加のリミッター回路がなく、その代わりにパラレル・サイドチェインがピークを検出し、プリアンプ自体のゲイン構造をコントロールします。+16 〜 +24dBu のピーク上限範囲により、レコーダーがクリッピングやオーバーロードから保護されます。